この記事では「アリロイド・クレイ結末ネタバレ!最終回結末で草木とRK31はどうなる?」と題してお送りしていきます。
この漫画は、近未来の地球を脅かしている、「被植死」を予防するために働く職員・草木を中心に描いたSFサスペンス作品です。
広告で見かけて気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- 結末ネタバレ
- 感想
- どこで読める?
などについてご紹介していきます♪

4巻で完結しているため読みやすいです^^
アリロイド・クレイ結末ネタバレ!
- 草木
再生課の職員で、RK31と一緒に被植死予防のために働いている。
- RK31
草木と共に働くロボット。
草木をサポートしているが……。



人間のある感情に反応する植物に脅かされ、人口を急激に減らしている近未来の地球が舞台です。
1話ネタバレ
草木は相棒のRK31と共に、被植予防や被植者へ対応する再生課で働いています。
人の絶望という感情を苗床に植物が生命を脅かし、地球の人口は減り続けていました。
被植死を免れる方法は1つ、絶望の原因である記憶を消すことだけでした。
ある時、草木はRK31と共に、独居の高齢男性・高岡の元に向かいます。
彼は妻を亡くし、その後の健康診断で被植の可能性があるとされていました。
草木は保護施設への入居を進めますが、拒否されてしまいます。
しかし、結局高岡は被植化してしまい、記憶を消してまで生きることを望まず、死を選んでしまったのです。
記憶が無くても幸せに生きられるのではないかと考える草木にRK31は慰める言葉をかけます。
そのやり取りに違和感を感じた草木。
彼女は自身の記憶に違和感があることに気付き始めたのでした。



草木の顔の左側に傷が……。彼女の過去にも何かあったのでしょうか。
2話ネタバレ
草木は結婚を控えているカップルの元を訪れていました。
結婚を控えている優佳は過去にストーカー被害に遭っていて、会社の健診で被植の可能性があると診断され再生課が関わることになっていました。
現在は心身ともに健康で、幸せだと笑う彼女に、草木はもしもの場合の連絡先を渡しその場を後にします。
その後草木はRK31に優佳のストーカー被害の内容を改めて確認してみることに。
その頃草木が帰った部屋で優佳はある事実を知り絶望してしまいます。
被植化を探知することができる草木たちは彼女の元に駆け付けます。
優佳は、夫の裏切りを知りどうすればいいのかと嘆きますが、記憶を消し生きることを選んだのでした。
さらに優佳の記憶から自分が消し去られた夫は、そのことに絶望し、彼も被植化してしまったのです。



1巻の高岡は絶望の原因である記憶を失うことを恐れて死を受け入れます。
一方優佳は絶望の元である記憶を消すことで、生きることを選ぶとう対極的なストーリーです。
3話ネタバレ
優佳と夫は被植化しながらも一命を取り留めていました。
しかし彼らを治療した医師は草木のやり方に不満があるようで、彼女の仕事に口を出します。
草木のストレス値が上昇していると感知したRK31が医師の話を止めに入り、その場を後にした2人。
医師への不満を口にする草木に対し、RK31は彼女をなだめるように話しかけます。
被植化により人類は人口を3割まで減らしていました。
自殺することも法律で禁止されている世界で、優佳たちを救ったことは正しいことだったとRK31は考えていました。
昔、草木が話していた信念に反すると言うRK31でしたが、草木はその「昔」が思い出せなかったのです。
自分の記憶に疑いを持ち始めた草木はRK31が充電中に彼の記憶ログを辿ろうとします。
目を覚ましたRK31に過去を知って絶望しない保証はあるのかと聞かれた草木は、一瞬迷います。
それでも草木は向き合うことを決め、RK31に過去を教えてもらうことになったのでした。



物語はいよいよクライマックスです!
4話ネタバレ
RK31の記憶ログに映された映像に移るある男性の声はRK31と同じものでした。
その男性は亮平といい、被植化による人口減少を食い止めるため、妊娠中に治療する特効薬の研究をしていました。
その横で、妊婦姿で映る女性は「つむぐ」と呼ばれていて、その女性こそが草木だったのです。
亮平とつむぐは、希望を持って生きていましたが、夫婦が絶望する事件が起きてしまいます。
被植化してしまったつむぐを連れ、幸せになれないのならせめて一緒に死のうと海に身を投げた2人。
しかし、2人とも死ぬことはできなかったのです。
自殺することが罪になる世界で、生きることを諦めた2人は、罪を償うことになってしまいます。
ロボットの中の人格として生きることになった亮平と、記憶を消し、被植死を免れたつむぐ。
RK31は全てを知りながら、過去の記憶を亡くした妻とともに働いていたのです。
その後世界は、植物に飲み込まれてしまいます。
つむぐのものと思われる亡骸の前で、RK31が語りかけていました。
しかしそれは亮平の人格を失ったAIロボット。
ただのAIロボットのRK31は植物に飲み込まれた世界で、絶望ではなく希望を持ち続けていたのでした。



草木は自身の過去と向き合えたのでしょうか……。
廃墟となった街が描かれていることから、人類は絶望に飲み込まれてしまったのかもしれません。
アリロイド・クレイを読んだ感想
読者によって受け取り方が変わる作品。
つむぐが過去を知りどうなってしまったのかという描写は漫画の中ではっきりとは描かれていません。
しかし彼女は、再び絶望したのではないでしょうか。
過去の出来事を思い出し絶望したのではなく、愛する人を忘れて、生きてきた自分を責めたのではないかと思います。
AIロボットになってしまった亮平はどんなに絶望を感じても、被植化することはありません。
それでも最終的に彼の人格はRK31から無くなっているようでした。
植物に飲み込まれた世界は、人類が絶望に飲み込まれた世界と言えます。
世界がそうなる前に、今度こそ、2人が自ら命の選択をできていたらいいなと思います。



過去に被植化した際もつむぐは、記憶を消して生きることを選んでいません。
彼女は記憶を失くして生きることを選ばないような気がします。
アリロイド・クレイどこで読める?
下記の電子書籍サイトで読むことが可能です♪
この作品が、どこで読めるのかも調査してみました。
- コミックシーモア
- ブックライブ
- ブッコミ
上記以外の電子書籍サイトでは配信が確認できませんでした。
またLINEマンガやピッコマなどの漫画アプリでも配信されていません。
この作品を読めるのは、現在この3つのサイトだけのようです。



コミックシーモアでは、2025年6月12日まで1巻を無料で読むことができます^^
アリロイド・クレイ結末ネタバレ!最終回結末で草木とRK31はどうなる?まとめ
ここまで、「アリロイド・クレイ結末ネタバレ!最終回結末で草木とRK31はどうなる?」と題してお送りしてきました。
植物によって命が脅かされるという世界で、様々な思いを胸に、生死の選択を迫られる人々を描いている作品です。
主人公である草木と相棒のAIロボットRK31は最後にどのような選択をしたのか、読者の想像を掻き立てる結末となっています。
4巻完結と読みやすいですし、テンポよくストーリーが展開していきますが、余白部分を感じさせることから、読む人によっていろいろな感想になる作品だと思います。
3つの電子書籍サイトで配信中ですので気なる方はぜひチェックしてみてくださいね♪
以上「アリロイド・クレイ結末ネタバレ!最終回結末で草木とRK31はどうなる?」でした。
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