ウィズレイン王国物語は、ドラゴンと相棒だった勇者が生まれ変わって再会し、恋をするお話です。
人間に生まれ変わったドラゴンが、人として生きる事をどのように感じていくのかが楽しみな作品になるでしょう。
漫画は3巻まで発売されていますが、今のところ悪役の癖が強めですのでご期待ください。
小説と漫画が発行されていますが、先行は小説のようですのでこちらも後で紹介していきますね。
それでは、ウィズレイン王国物語のネタバレと最終回結末の展開を予想していこうと思います。
ウィズレイン王国物語ネタバレあらすじ!
光がさす草原で、太いしっぽを自慢するドラゴンと、そのしっぽに囲われて身動きできないと言う勇者がいます。
青く輝く鱗に覆われ、大きな爪と翼を持ったドラゴンの名は「エルナルフィア」。
このエルナルフィアに乗る事を許された唯一の人間がこの勇者ヴァイドです。
ヴァイドは「宝剣キアローレ」を使う事を許された勇者でした。
この剣で切られた魔族の体からは植物が生え育ち、ヴィズレン王国が誕生したのです。
このお話では、ドラゴンの習性がそのまま国の風習になっています。
故郷のない竜は人を愛し、死ねばその骨を抱いて眠る…。
この考えから、国民はどんな犯罪を犯しても、遺骨は家族に返す決まりがありました。
長女ローラをエルナルフィアの生まれ変わりと言って国王を騙す家族たち。
エルナはなぜ、その事に何も言えないのか。
その後、城で謀反が起こり、エルナはローラを助けるため、ついにドラゴンの力を・・・。
1話ネタバレあらすじ
屋敷の廊下で座り込んでいる下女。
頭からぽたぽたと水を垂らし、血だらけの指先を見て「はっ」としました。
今の自分の体は人間で、大きなしっぽや爪、翼は無く、名前はエルナ・・・。
混乱して驚いていると、貴族の少女に怒鳴られます。
エルナとこの少女は義姉妹で、少女の名はローラ、エルナと同じ16歳。
エルナは妾の子としてカルツィード男爵家の養子となりますが、男爵夫人と嫡女にひどく疎まれ、とうとう心の限界を迎えようとしてい時、ローラに水をかけられ、ドラゴンの記憶が蘇ったのです。
傷ついていたエルナの心は、ドラゴンの鱗が生えたかのように図太く頑丈に!
今までとは全く違う感覚に目覚めます。
大切にしていたネックレスを奪われ、心が千切れる思いをしていましたが、今はそんな思いも感じませんでした。
濡れた廊下をあとに、エルナは屋敷から飛び出し、町を見下ろせる人のいない場所までやってきました。
服を乾かそうと火の魔力をつかい、人間としての人生に喜びを感じていると、火の精霊たちがエルナルフィアの魔力に気づき、その目覚めを一緒に喜んでいました。
数か月後、毎年恒例の行事が始まります。
16歳の娘を城に集め、エルナルフィアの存在を確認するというものです。
イベントの挨拶が始まりました。
ここぞとばかりに、みっともなくしゃしゃり出るローラは、執事長の前で転んでしまいます。
ネックレスが外れて執事長のまえに落ちると、これはエルナルフィア様の鱗だ…。
と執事長が言いだしました。
すると、騒ぎを気にしながら国王が登場します。
ヴァイドとは声も顔も違いますが、エルナは国王と目が合い、国王がヴァイドの生まれ変わりであることを悟りました。
しかし、国王はその後すぐにローラに話しかけます。
エルナはヴァイドとの約束を思い返しますが、国王に前世の記憶はなく、自分がエルナルフィアであることが分からないのだと感じていました。
2話ネタバレあらすじ
ヴァイド「俺は死んでもお前を忘れはしない」
エルナルフィア「いいだろう、私の方が長生きだから、生まれ変わったお前が私の事を忘れていたら嘲笑ってやる」
恒例行事のイベント騒ぎから1日が明けた。
今、ローラとエルナは王城にいる。
エルナルフィアの生まれ変わりと言い放ったローラは王都に逗留することになり、ローラが心細くないようにと、エルナも一緒に残ることになってしまったのだ。
ローラはドラゴンの鱗をちんけなガラスといい、この持ち主がエルナであることは絶対に口にしてはならないと怒鳴っていた。
ローラはネックレスがドラゴンの鱗であることはもちろん、エルナがエルナルフィアの生まれ変わりであることなど信じていませんでした。
エルナは城での慣れない待遇に戸惑いながら、部屋で退屈にしていると、ハムスターの姿をした妖精が倒れているのを発見します。
エルナはこの妖精を連れて庭に出ると、木陰に寝そべりました。
目を閉じてヴァイドを思い出していると、そこに国王がやってきました。
早く田舎に帰りたいエルナは竜の話をもって国王にお願いします。
『故郷のない竜は人を愛し、死ねばその骨を抱いて眠る、私もこの国の民なので、故郷を愛している。』
国王はその気持ちに共感し、男爵夫婦が祝いに来るその馬車で帰るようにと言ってくれました。
引き止めてすまなかったと言い残し、去っていくその背中をもどかしい気持ちで見送るエルナ。
国王にヴァイドの記憶がないことを、とても寂しく感じていました。
3話ネタバレあらすじ
食事の席で誰かが話しています。
執事長からの指示で謀反が起こる・・・。
城では、ローラの両親がお祝いに駆け付けました。
娘を誇らしく語る男爵夫婦が、国王に言い寄ります。
しかし国王は相手にしません。
苛立つローラは自分をそばに置いてくださいと言い出しました。
それと同時に兵士から「敵襲」の声が・・・。
反乱軍が攻め入り、避難が必要と告げられますが、国王はローラに反乱軍の壊滅を命令します。
ローラがエルナルフィアの生まれ変わりならば、か弱い乙女ではない。
それとも嘘をついているのか?と睨みつけ、男爵一家は引くに引けなくなってしまいました。
もうすぐ反乱軍がドアの前にやってきます。
エルナはいつまでも本当のことを言わないローラに苛立ちます。
すぐに反乱軍は突入。
身動きできないローラを見かねたエルナはローラをよけ、火の魔力を使って反乱軍を攻撃し黙らせました。
直ぐに後悔するエルナ。
泣きながら自分は竜ではないと訴えます。
国王がエルナに近づき、動揺するエルナの目を隠して何を恐れているのか尋ねます。
エルナは震えながら、母親の骨が男爵家に盗られてしまったとつぶやきました。
ウィズレイン王国はドラゴンと同様、家族の遺骨をとても大切にしているため、国王は大激怒です。
男爵家にはそれ相応の処罰を下すと約束し、小さな声で「すまなかった」と謝りましたした。
ウィズレイン王国物語の最終回結末はどうなる?
ドラゴンの生まれ変わりであるエルナが、ヴァイドの生まれ変わりである国王の骨を大切に抱きしめて眠る。
このシーンは外せないと予想しています。
切なく感じますが、ドラゴンにとっては大切な事のはずですからね。
ウィズレイン王国物語の最終回結末の予想は魔族との闘いです。
宝剣キアローレは魔族を倒した剣と冒頭でも語られていました。
魔族との闘いが最終回でおこり、エルナと国王の愛と信頼が勝利の鍵になるはずです。
そして、ハムスターの妖精!これも何かの鍵だと思うのですが・・・。
エルナと国王は結婚し、ウィズレイン王国を様々な敵から生涯守り抜くことでしょう。
子供にも恵まれ、年老いていくはずです。
国王は亡くなり、その遺骨を胸に抱くエルナはドラゴンとしての幸せも感じるのでしょうか。
そして数年後、妖精たちに見守られ、エルナが亡くなる。
こんな予想をしています。
あなたなら、どんな最後を予想しますか。
ウィズレイン王国物語原作小説はなろうで完結してる?
ウィズレイン王国物語は、なろうで読めます。
ここまでが2章となっており、3章が始まる予定でしたが、1年以上更新されていないため、今後も更新は期待できないと表示されています。
しかし、漫画がスタートしたことで、小説の更新が期待できるかもしれません。
あるいは、漫画が先行になって、小説が後発なんてこともあるかもしれません。
ウィズレイン王国物語の感想
ウィズレイン王国物語は、キャラクターの個性が強く、悪役は悪役らしく作られているため、絵に好き嫌いが出るかもしれません。
内容は、どこか悲しげな、それでいて温かいもので、懐かしさを感じる作品でした。
漫画はまだ3巻までしか発売されていませんが、すでにざまぁ!な展開もありましたね。
しかし、それよりも二人の進展が気になって仕方ありません。
2人の関係は前世ではどうだったのでしょう?
エルナルフィアとヴァイドが恋心を抱いていたのかも気になります。
感動の再会シーンはありませんでしたが、エルナを安心させる感動の名台詞が出てくることを期待して、第4話の更新を待とうと思います。
次回の更新は3/12予定です。二人の過去の話が読めるかもしれません!
ウィズレイン王国物語ネタバレあらすじ!最終回結末の展開も徹底紹介!まとめ
ウィズレイン王国物語は、偶然にも同時に転生した2人の恋と、ウィズレイン王国を守る内容になっていくと思います。きっと他のドラゴンや沢山の妖精たちも出てくるでしょう。
ハムスターの妖精が2巻で登場してきますが、この妖精には良い意味で何かありそうですね!時代からして戦争は避けられないと思いますから、ウィズレイン王国が危機的状況に追い込まれ、エルナの力がどのように使われていくのかも楽しみです。
ウィズレイン王国物語~竜が花嫁~は、
原作:雨傘ヒョウゴ
漫画:すぎの
キャラクター原案:LION
によって作成され、コミッククリエに掲載中です。
小説版もなろうで読めますので、自分に合ったタイプでお楽しみください。
以上、ウィズレイン王国物語ネタバレあらすじ!最終回結末の展開も徹底紹介!でした。
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